国土交通省は10日、2012年5月の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の受注高は、3兆3,775億円（前年同月比25.2％増）で、3ヵ月連続で前年同月を上回った。元請受注高は2兆2,257億円（同22.2％増）、下請受注高は1兆1,518億円（同31.5％増）も、いずれも3ヵ月連続の増加となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は5,317億円（同31.9％増）と6ヵ月連続の増加。民間等からの受注高は、1兆6,940億円（同19.5％増）と2ヵ月連続の増加となった。
公共機関からの受注工事額（1件500万円以上）は、5,309億円（同47.5％増）と6ヵ月連続の増加。このうち、国の機関からは1,269億円（同6.7％増）と8ヵ月連続の増加、地方の機関からが4,040億円（同67.7％増）と2ヵ月連続の増加となった。
