不動産ニュース / ハウジング

2012/7/13

「V2H」「HEMS」を「ヘーベルハウス」に導入/旭化成ホームズ

 旭化成ホームズ(株)は、14日より電気自動車と住まいの間で電気エネルギーを融通し合う「V2H(ビークルトゥホーム)システム」とエネルギー消費の見える化を行ない、将来的には家庭内のエネルギー管理全般を担うことが期待される「HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)」機器を、同社の戸建住宅商品「ヘーベルハウス」に導入すると発表した。

 V2Hシステムは、EV(電気自動車)に搭載される大容量蓄電池に貯めた電力を、住まいの系統電力に戻して使用することができるシステム。日産自動車のリーフの場合、24kWhの蓄電池を搭載しており、電気料金の安い夜間に深夜電力を車に充電し、日中は電力会社からの電気を買わずに車からの電力を住まいに戻すことで、電気料金を大幅に削減させるとともに、日中の電力ピークカットに貢献する。また、災害発生時に電力会社の電力が途絶えた場合でも、フル充電の場合は家中の電力の約2日分の電力を供給することができる。

 同社では、家庭内のエネルギー消費状態を見える化するためのHEMS機器を従来から採用していたが、今回太陽光発電・定置型蓄電池・燃料電池の状況および家庭内電力消費状況を見える化し、通信規格「ECHONET Lite(エコーネットライト)」に対応することで、今後の機能拡張により各種のエネルギー設備の制御が可能となる新たなHEMS機器を導入する。表示デバイスとしては、PC、ブラウザ対応TV、タブレットPC、スマートフォンの利用が可能。

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