(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は17日、2012年4~6月の不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンションにおける成約件数は、7,653件(前年同期比12.9%増)の2ケタ増となり、3期連続で前年同期を上回った。都県別では、東京都3,584件(同17.1%増)、埼玉県1,020件(同8.5%増)、千葉県1,006件(同13.5%増)、神奈川県2,043件(同7.9%増)と、すべての都県で前年同期を上回った。
成約単価は1平方メートル当たりの平均で37万9,400円(同▲1.9%)。成約物件単価は2,459万円(同▲1.9%)。成約物件の平均専有面積は64.82平方メートル(同▲0.05%)、平均築年数は19.11年だった。
また、中古戸建住宅の成約件数は2,869件(同13.7%増)で、4期連続で前年同期を上回った。新築戸建住宅の成約件数も1,082件(同1.7%増)となり、2期連続での前年同期超え。