積水化学工業(株)住宅カンパニーは、10kW超の太陽光発電システムを搭載する賃貸住宅の新しい提案「BIGソーラー」を、24日より全国展開する。
「BIGソーラー」は、7月からスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用して、大容量太陽光発電付き賃貸住宅の強化を図るもの。
同社では1997年から戸建住宅への太陽光発電搭載を進めてきており、賃貸住宅の分野においては3年前から差別化の一環として本格的に搭載を開始。入居者にとっては光熱費削減、オーナーにとっては余剰電力の売電収入の獲得と双方にメリットがある。
10kW超の太陽光発電システム搭載の賃貸住宅オーナーが全量売電する場合、12年度は買取価格が1kWh当たり42円(40円+税)。余剰売電として入居者に配分したり、オーナーと入居者に配分するなど、経営方針や敷地条件に合わせ、複数の売電プランを用意している。
同社では、さらなるオーナーの長期安定経営と収入の拡大を図るべく、「BIGソーラー」を積極的に展開していく。