不動産ニュース / 政策・制度

2012/7/23

「災害等緊急時の費用支出は管理者が意思決定」の方向へ/国交省「マンションの新たな管理ルール検討会」

検討会の様子
検討会の様子

 国土交通省は20日、「第7回マンションの新たな管理ルールに関する検討会」(座長:政策研究大学院大学教授・福井秀夫氏)を開催した。

 今回の会合では、専門家活用に関する論点の整理、改正の骨子案を報告。また災害時の管理ルール、反社会的勢力対策等に係る規定についての議論が行なわれた。

 マンションの新たな管理ルールについては、専門家活用について、外部の専門家の関与割合が大きい順に報告。委員からは、管理者を理事会の中に置くべきか、外に置くべきか等に意見が割れ、次回それを踏まえて再検討することとなった。
 
 また、反社会的勢力の排除に係る管理規約、災害など緊急時の合意形成・費用支出のルールについての論点整理と議論がなされ、災害など緊急時の合意形成・費用支出のルール等については、一定の権限で管理者が意思決定できるという事を規約に加える方向でまとまった。

 次回の検討会は7月31日を予定。今回の議論を踏まえ、論点整理および改正骨子をまとめた上で8月以降にパブリック・コメントを実施する予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆