不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/8/1

住宅事業、戸建分譲住宅が堅調に推移し増収/住友林業13年3月期第1四半期決算

 住友林業(株)は7月31日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~6月30日)の連結売上高は1,623億4,900万円(前年同期比▲0.8%)、営業損失49億8,600万円(前年同期:営業損失34億900万円)、経常損失38億300万円(同:経常損失28億3,000万円)、当期純損失27億6,600万円(同:当期純損失17億2,300万円)。

 木材建材事業では、国内の木材・建材流通事業において、震災の影響により輸入合板を中心に需要が急増した前年同期に比べ、取り扱い数量が減り、売上高が減少。建材製造事業においても、原材料価格上昇の影響等で伸び悩み、売上高951億2,100万円(前年同期比▲3.3%)、経常利益8億1,500万円(同▲47.3%)となった。

 住宅事業では、戸建注文住宅事業は、完工引渡棟数が前年同期比で微減となったが、太陽光発電システム等の環境配慮機器搭載率が上昇したこと等により、1棟当たりの完工単価が上昇し、売上高は前年同期と同水準となった。ストック住宅事業については、主力のリフォーム事業への経営資源の重点的な投入により売上高・受注高が増加。戸建分譲住宅の販売も順調に推移し、売上高は640億600万円 (同1.5%増)、経常損失は45億1,300万円(前年同期:経常損失39億3,800万円)となった。

 なお通期については、売上高8,450億円、営業利益225億円、経常利益230億円、当期純利益130億円を見込んでいる。

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