(株)レオパレス21は3日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(2012年4月1日~6月30日)の連結売上高は1,064億4,900万円(前年同期比0.9%増)。営業損失は14億2,100万円(前年同期:営業損失38億3,100万円)、経常損失36億8,300万円(同:経常損失48億8,500万円)、当期純損失49億900万円(同:当期純損失37億9,800万円)となった。
主力の賃貸事業では、パートナーズ店舗・法人営業の強化やセキュリティシステム導入等に加え、新サービス「お部屋カスタマイズ」による女性入居者の拡大等を実践。当期末の入居率は82.69%(前年同期末1.82ポイント増)、期中平均入居率は82.22%(同1.35ポイント増)、管理戸数は55万6,000戸。この結果、売上高は960億9,700万円(同▲4.7%)、営業利益は9億2,200万円(前年同期:営業損失20億800万円)となった。
建築請負事業については、総受注高157億5,000万円(前年同期比19.9%増)、受注残高586億3,200万円(同▲49.2%)。安定した収益確保のため、高入居率が見込めるエリアに特化した受注活動を行なったほか、供給戸数に影響しない「施主管理物件」や事業用建物の建築請負、太陽戸発電システムの設置等を推進。売上高は59億1,000万円(同▲38.2%)、営業損失15億5,100万円(同:7億7,100万円損失増加)となった。
なお、通期では連結売上高4,639億円、営業利益80億円、経常利益61億円、当期純利益55億円を見込んでいる。