不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/8/3

マンション引渡戸数の増加等が寄与。大幅な増収増益/エヌ・ティ・ティ都市開発13年3月期第1四半期決算

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は3日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2012年4月1日~6月30日)の連結売上高は414億6,700万円(前年同期比47.2%増)、営業利益103億5,400万円(同68.0%増)、経常利益91億300万円(同89.7%増)、当期純利益59億8,200万円(同120.2%増)。

 主力の不動産賃貸事業では、既存物件の賃料収入減少等の影響があったものの、「アーバンネット天神ビル」(福岡市中央区)等2012年3月期に竣工した物件の賃料収入等による収益を確保。また、イギリス・ロンドンのオフィスビルの売却収入と違約金収入を計上した結果、営業収益265億6,500万円(同17.4%増)、営業利益103億9,000万円(同39.6%増)となった。

 分譲事業については、期間内に竣工した「ウェリス上野池之端」(東京都台東区)、「ジオタワー高槻ミューズフロント」(大阪府高槻市)のほか168戸のマンションや、宅地戸建分譲で「ウェリスパーク南長崎」(長崎県長崎市)等の引き渡しを行なった結果、営業収益110億8,300万円(同301.8%増)、営業利益10億5,800万円(同982.5%増)と大幅な増収増益に。

 なお、通期では連結売上高1,550億円、営業利益260億円、経常利益198億円、当期純利益104億円を見込んでいる。

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