不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/8/6

タイの洪水等が響き、主力の金属製建材事業で2億8,100万円の営業損失を計上/LIXILグループ13年3月期第1四半期決算

 (株)LIXILグループは6日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~6月30日)の連結売上高は、前期に新規連結となった子会社や既存事業に震災反動の増加があったことなどが寄与し、3,261億8,600万円(前年同期比20.0%増)。営業利益は、タイの洪水災害対応に伴うコストアップや販売価格水準の悪化があったものの、コストダウンや諸経費の削減に努め、32億8,000万円(同88.5%増)。経常利益は36億8,900万円(同28.3%増)となった。当期純利益は、関係会社株式売却益があったもののタイの洪水やショールーム統合に関連する損失を計上したこと、前年同期に多額の法人税調整額の戻し入れがあったことなどにより10億7,200万円(同▲95.5%)の減益になった。

 主力の金属製建材事業は、前期に新規連結となった子会社の影響などから、売上高1,438億9,600万円(同31.4%増)と増収。一方、コストダウンや諸経費の削減に努めたものの、タイの洪水に伴うコストアップや売価の低下などにより、2億8,100万円の営業損失(前年同期:営業利益3億5,600万円)を計上。
 
 住宅・不動産他事業においては、受注・販売活動に注力したことなどから、売上高131億1,600万円(同2.9%増)、営業利益8億700万円(同71.9%増)と増収増益になった。

 なお、通期では連結売上高1兆4,700億円、営業利益500億円、経常利益500億円、当期純利益290億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。