(公財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける7月の首都圏市場動向を発表した。
同月の中古マンション成約件数は2,736件(前年同月比17.2%増)となり、2ヵ月連続で伸び率2ケタとなった。
都県別では、東京都が1,277件(前年比16.7%増)、埼玉県が387件(同19.8%増)、千葉県が353件(同20.5%増)、神奈川県が719件(同15.2%増)と1都3県すべてで増加に。
成約単価は、1平方メートル当たり38万200円(前年同月比▲0.8%、前年比0.8%増)で2ヵ月連続の上昇。平均価格は2,513万円(前年同月比1.3%増、前年比4.4%増)と上昇に転じた。新規登録件数は1万5,224件(前年同月比1.9%増)と28ヵ月連続で増加したものの、増加率は縮小傾向に。
一方、中古戸建住宅の成約件数は1,045件(同19.0%増)で、2ヵ月連続で伸び率2ケタとなった。成約平均価格は2,986万円(前年同月比0.7%増、前年比4.2%増)と、3ヵ月ぶりに上昇した。