不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/8/15

12年度第1四半期の首都圏分譲戸建、契約戸数は前年上回るも、契約率2割切る/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は15日、2012年度第1四半期の戸建分譲分析結果を発表した。インターネットポータルサイト上で販売広告された全物件を収集・分析したもの。戸建分譲とは、新設住宅着工統計の「分譲の戸建」を指す。

 同期の、新設住宅着工における全国の新規販売戸数は2万7,435戸(前年同期比12.5%増)、同期間中の契約戸数は2万6,905戸(同1.3%増)、契約率は19.9%(同▲1.9ポイント)と2割を割り込んだ。

 首都圏の戸建分譲は1万4,096戸(同15.3%増)。契約戸数は1万3,786戸(同13.9%増)、契約率は19.3%(同0.7ポイントアップ)だった。ビルダー各社が積極的に土地仕入れを行ない、新規販売と契約戸数は大幅増。ただし、期初在庫が多かったため契約率は2割を切った。

 また、戸建分譲の契約価格は、全国平均3,142万円(同1.9%増)、首都圏平均3,506万円(同3.1%増)。販売価格は、全国平均3,235万円(同2.7%増)、首都圏平均3,680万円(同5.1%増)。首都圏の価格上昇は、千葉県など地盤の弱いエリアの2,500万円以下の物件販売が見送られ、東京や神奈川の物件が増えたため。販売価格と契約価格の差は、完成物件の値引きによる影響。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。