MIDリート投資法人(MID)は17日、2012年6月期決算を発表した。
当期(12年1月1日~6月30日)の運用状況は、営業収益57億1,700万円(前期比▲1.0%)、営業利益20億7,200万円(同▲0.6%)、経常利益14億4,100万円(同1.7%増)、当期純利益14億3,900万円(同1.6%増)、1口当たり分配金7,840円(同125円増)であった。
当期は、不動産等の取得・譲渡は実施せず、テナント入居を促進、収益力の向上を図った。また、かねてより進めてきた低層階商業スペースのオフィススペース化では、主要資産の「松下IMPビル」において、2階の最後の店舗が退去し、2階のオフィス化が完了。その結果、当期末時点の稼働率が97.0%(前期末比▲0.5ポイント)と、当初の見通しより0.2ポイントの稼働率向上を実現した。
次期については、営業収益57億200万円、営業利益19億2,300万円、経常利益13億6,400万円、当期純利益13億6,200万円、1口当たり分配金7,418円を見込んでいる。