日本プライムリアリティ投資法人(JPR)は17日、2012年6月期決算を発表した。
当期(2012年1月1日~6月30日)の営業収益は123億4,500万円(前期比4.9%増)、営業利益は63億9,300万円(同10.9%増)、経常利益は45億9,700万円(同9.4%増)、当期純利益は45億9,600万円(同9.4%増)。1口当たり分配金は6,430円(554円増)であった。
当期は、「(仮称)大手町1-6計画(底地)」(取得価格360億円)を取得。その結果、6月末時点における保有資産残高は58物件、3,809億円(取得価格ベース)、総賃貸可能面積43万4,340平方メートル、テナント数52となった。
運用面では、東京建物(株)を中心としたプロパティマネジメント会社および仲介会社と緊密な連携を図り、新規テナントの誘致に注力したものの、一部の大口テナントの退去に伴い、期末稼働率は94.1%(前期末比▲1.5ポイント)と大きく下落した。
次期は、営業収益128億5,900万円、営業利益66億2,400万円、経常利益49億5,100万円、当期純利益49億5,000万円、1口当たり分配金6,000円を見込んでいる。