(株)プロパストは17日に開催した取締役会で、第三者割当による新株式発行を決議した。
同社は民事再生手続き後の成長戦略として、販売代理業務を推進することで、不動産業務受託事業を継続的に発展させるとともに自社での開発・分譲物件の新規取得を加速させることを企図しており、今回の第3社割当発行はそのための資金とする。
新株式として20万株を発行する計画で、発行価額は1,200円で、発行価額総数は2億4,000万円。割当予定先は(株)ヨシムラ・RE・ホールディングス(20万株)、発行期日は9月6日。なお、同社は発行済株式の17.47%を保有する筆頭株主となる見込み。
さらにプロパストはこれを受けて新中期経営計画を策定。2億4,000万円の新規資金の獲得等から今後2~3物件の自社開発・分譲物件を新規で獲得できると判断し、2013年5月期の数値目標を売上高78億3,300万円(前回公表比100万円増)、営業利益2億8,800万円(同6,300万円増)、経常利益1億1,100万円(同200万円増)、当期純利益1億700万円(同200万円増)に修正した。
なお、15年5月期では売上高103億1,500万円、営業利益7億9,200万円、経常利益6億5,800万円、当期純利益6億5,400万円の計上を見込んでいる。