いちごグループホールディングス(株)は23日、CSR活動の一環として取り組んできた「いちご×東京藝術大学 産学協同プロジェクト」の内容を発表した。同社が保有・運用する物件の共用部空間を、同大学美術学部デザイン科空間・設計研究室に提供し、さまざまな展示を実施したもの。
“椅子プロジェクト”では、「座る」をテーマに学生たちが製作した作品を、“ギャラリープロジェクト”では、「いきもの」をテーマとした作品を展示した。
“ミチクサ小屋プロジェクト”では、「ミチクサ」をテーマに、木のかたちを生かしたテーブルや手作りの痕跡が残るベンチ、山をイメージした壁面の絵画等を、同大学の橋本和幸准教授が製作。心のゆとりを与える空間を、同社本店総合受付にて演出した。
また、同社グループが取り組む日常的な「環境配慮」を目的に、節電ポスターやエコバッグの製作も実施。「第3回 Be絵本大賞」で「大賞」を受賞した山崎史人氏(東京藝術大学美術学部教育研究助手)デザインの、ビルをモチーフとした親しみやすいデザイン採用した。