ヒューリック(株)は28日、「世田谷Fビル」(東京都世田谷区)の建て替えに伴い、約8億円の特別損失が発生する見込みであることを発表した。
同社では、従来から保有しているオフィスビルの建て替えは、将来の安定した不動産賃貸収入を確保するための最重要戦略と位置付けている。同ビルにおいても、築後48年が経過したため、賃貸収入の増強を目的に建て替えを決めたもの。
建て替えにより、鉄骨鉄筋コンクリート造地上2階地下1階建ての同ビルは、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造(免震構造)地下1階地上8階建てのオフィスビルとなる。
竣工は2014年12月の予定。なお、12年12月期の業績に与える影響は軽微であるとしている。