不動産情報サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)を運営する(株)ファーストロジックは31日、2012年7月期の「投資用 市場動向データ」の調査結果を発表した。7月1~31日の期間に、同サイトに新規掲載された物件や問い合わせのあった物件を対象としたもの。
投資用1棟アパートの新規掲載物件の表面利回りは11.59%(前月比0.25ポイント増)と増加したものの、問い合わせ物件の表面利回りは14.01%(同▲0.30ポイント)と下落した。
新規掲載された物件の価格は5,125万円(同▲392万円)と大きく下落し、問い合わせ物件の価格も3,688万円(同▲107万円)と下落。いずれも今年最安値となった。
投資用1棟マンションの新規掲載物件の表面利回りは9.71%(同0.16ポイント増)と前月比で上昇。問い合わせ物件の表面利回りは11.48%(同▲0.29ポイント)と4ヵ月ぶりに下落した。
新規掲載された物件の価格は1億4,633万円(同▲2,690万円)と大きく下落。問い合わせ物件は1億3,093万円(同▲22万円)とほぼ横ばいであった。
投資用区分マンションについては新規掲載物件の表面利回りは10.90%(同▲0.24ポイント)と全体的に横ばい。一方、問合せ物件の表面利回りは13.18%(同0.45ポイント増)と上昇した。
新規掲載された物件の価格は987万円(同47万円増)と上昇。問合せ物件は969万円(同285万円増)と大きく上昇し、価格差は18万円と今年最少となった。