(株)土屋ホールディングスは8月31日、2012年10月期第3四半期決算を発表した。
当期(11年11月1日~12年7月31日)の連結売上高は164億200万円(前年同期比15.9%増)、営業損失4億6,400万円(前年同期:営 業損失8億7,900万円)、経常損失4億2,000万円(同:経常損失8億4,000万円)、当期純損失4億9,300万円(同:当期純損失9億 6,500万円)。
主力の住宅事業は、東北地方での復興需要や国土交通省の先導事業の採択による付加価値の向上、政府による住宅支援策の継続などが要因となり、売上高は120億6,000万円(前年同期比18.5%増)、営業損失は6億2,900万円と、前年同期と比較して大幅な圧縮となった。
増改築事業は、販売強化により、売上高は29億5,900万円(同15.6%増)となったが、今後の事業拡大を見据えた人員増加により一般管理費が増加し、営業損失は1,100万円。
不動産事業は、通常の不動産仲介事業および住宅事業とのコラボ商品である好立地コンパクト提案住宅の販売、中古住宅のリニューアル販売事業により、売上高は9億5,200万円(同▲0.2%)。コンパクト提案住宅などの販売増加に伴い販売費が増加し、営業損失は1,200万円となった。
賃貸事業については、不動産賃貸収入において、収入の確保が堅調に推移していることに加え、積極的な入居者募集等を継続し、入居率の向上に努めた結果、売上高は4億3,000万円(同▲5.8%)、営業利益は2億800万円となった。
なお同日、12月9日に公表した12年10月期(11年11月1日~12年10月31日)決算予想を上方修正。修正後の営業収益は250億円(前回予想比4.0%増)、営業利益5億2,900万円(同 66.7%増)、経常利益5億7,800万円(同85.4%増)、当期純利益4億1,000万円(同94.9%増)を見込んでいる。