(株)東栄住宅は3日、2013年1月期第2四半期決算を発表した。
当期(12年2月1日~7月31日)の連結売上高は596億6,600万円(前年同期比20.6%増)、営業利益は35億1,400万円(同▲11.0%)、経常利益は32億3,100万円(同▲7.6%)、四半期純利益は18億8,200万円(同▲25.1%)となった。
主力の戸建住宅において、適正な在庫回転率および在庫水準維持のための仕入れ・着工・販売のバランスの標準化や「長期優良住宅」認定住宅の標準仕様化、住宅性能評価の全棟取得、東海および関西地方へのエリア展開等を通じ、安定的な事業基盤の構築および事業の拡大を図った結果、増収となった。
一方、土地仕入れ競争の激化や供給過剰気味な市場の影響を受け、粗利益率は低下。また、販売費および一般管理費においては繰越欠損金が解消されことにより、税金費用が前年同期比で増加した結果、減益となった。
通期については、売上高1,138億6,000万円、営業利益80億1,000万円、経常利益73億1,000万円、当期純利益は43億3,000万円を見込んでいる。