不動産ニュース / ハウジング

2012/9/5

3階建てスマートハウスの新商品、15日から販売/トヨタホーム

悪天候でも濡れずに玄関に入れるパーキングポーチと、玄関前の安心安全な屋外収納空間、コアステーションが特徴の「GARAGE STYLE+」
悪天候でも濡れずに玄関に入れるパーキングポーチと、玄関前の安心安全な屋外収納空間、コアステーションが特徴の「GARAGE STYLE+」
車2台を並列に駐車できるインナーガレージが特徴の「都市に暮らす3階建」。カットルーフ部分も従来あった柱を取り除き居住空間を拡大
車2台を並列に駐車できるインナーガレージが特徴の「都市に暮らす3階建」。カットルーフ部分も従来あった柱を取り除き居住空間を拡大

 トヨタホーム(株)は、都市型住宅の鉄骨軸組工法「エスパシオシリーズ」に新たに設定した「GARAGE STYLE+(ガレージスタイルプラス)」と「都市に暮らす3階建」を15日から販売を開始する。

 両商品は、都市部における家とクルマのつながりを進化させ、少子高齢化社会を見据えて安心安全、健康の維持・増進をコンセプトに開発されたもの。「GARAGE STYLE+」は、スマートハウス「シンセ・アスイエ」で実現した家からクルマへのエネルギー供給だけにとどまらない「家とクルマのつながり」を追求。玄関前に車を寄せられる駐車スペース「パーキングポーチ」を確保し、悪天候時などの利便性を向上させるとともに、車がないときには家族の趣味や子供の遊び場としても利用できるようにした。また、収納スペースとして鍵付きのコアステーションを設置。自転車やアウトドアグッズ等の収納のほか、蓄電池や燃料電池などの保管スペースとしても活用できる。

 一方「都市に暮らす3階建」は、梁を2重にして柱の構造を取り除くことで、従来最大4.7mであったインナーガレージ開口部を最大5.7mに拡大、車の2台並列駐車を可能にした。また、安全性の向上のために階段を高齢者施設の基準にも匹敵する28.4度に設定、適度な運動量の確保と階段での事故低減に配慮した。

 両商品の開発にあたり、建物の強度を高めることで部材を従来の5分の1から3分の1に減らすなど構造体を大幅に改良。設計スタイルの単純化、物流改善などでコストを抑え、販売価格は、代表プラン例(「GARAGE STYLE+」)、135.22平方メートルで2,882万3,550円(税込み)、「都市に暮らす3階建」もほぼ同価格に設定した。

 4日の商品説明会で同社商品開発部エスパシオ商品開発室商品グループ長の坂田晃一氏は、「2011年度の全エスパシオシリーズの販売実績は343戸だが、新商品の投入で12年度は450戸まで伸ばしていきたい」と述べた。

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