不動産ニュース / 開発・分譲

2012/9/6

新宿駅新南口駅舎跡地に地上33階建てビルを建設/JR東日本他

「新宿駅新南口ビル(仮称)」外観イメージ
「新宿駅新南口ビル(仮称)」外観イメージ

 東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)は4日、新宿駅新南口駅舎跡地に、新宿エリアの新しいランドマークとなる「新宿駅新南口ビル(仮称)」を建設すると発表した。

 同ビルは、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上33階地下2階て、賃貸オフィス、商業施設、文化交流施設からなる複合施設。国土交通省が事業主体で現在工事中の新宿交通結節点と一体的に整備する予定。

 オフィス(地上6~33階)は、高規格で環境性能も優れた1フロア基準階面積約2,100平方メートル、天井高3,000㎜のゆとりある大規模な整形・無柱の空間を提供。商業施設(1~5階)には、ファッション店舗やレストランを配し、周辺施設との相乗効果によるまちのさらなる活性化を目指す。
 新宿交通結節点の上部である5~7階に、約300人規模の多目的ホールや屋外広場、「HAPPY CHILD PROJECT」の一貫として、子育て支援施設等を設置。地域住民や来街者がさまざまなイベントに参加でき、都会の中心にいながら自然と触れ合う文化交流・情報発信の拠点を創出する。

 建物は、制振構造を採用。外壁に省エネ性能の高いLow-e複層ガラスを用いたダブルスキン構造を採用。LED照明や太陽光発電、地域冷暖房の導入、屋上緑化や緑あふれる回廊等の整備などで、地球環境に配慮した建物を目指す(CASBEE S取得済み)。

 竣工は2016年春を予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。