不動産ニュース / 開発・分譲

2012/9/10

兵庫・尼崎駅前の大規模分譲マンション、第1期380戸完売/近鉄不動産他

「尼崎D.C.」完成予想図
「尼崎D.C.」完成予想図

 近鉄不動産(株)は、野村不動産(株)、三菱商事(株)、近畿菱重興産(株)、(株)長谷工コーポレーションと共同で開発を進めているJR「尼崎」駅前の大規模分譲マンション「尼崎D.C.」(兵庫県尼崎市、総戸数883戸)の第1期販売380戸が完売したと発表。15日より第2期モデルルームをグランドオープン、10月中旬より販売を開始する。

 「尼崎D.C.」は、開発面積約1万8,600平方メートルという壮大な集合住宅計画で、「あまがさき緑遊新都心・交流ゾーン」に位置する潮江緑遊公園を囲む3つの街区(「尼崎D.C.パークフロント」(鉄筋コンクリート造地上15階建て)、「尼崎D.C.パークイースト」(同地上20階建て)、「尼崎D.C.グランスクエア」(同地上20階建地下1階建て))からなる。「エコ・環境」「防災」「子育て」「コミュニケーション」の4つのコンセプトのもと開発を進めている。

 3月に「尼崎D.C.パークフロント(A街区)」59戸、「尼崎D.C.パークイースト(B街区)」131戸(1期1・2次)、7月から「尼崎D.C.グランスクエア(C街区)」190戸(I工区1期1・2次)の計380戸を発売。いずれも完売した。販売価格は2,480万~4,670万円(3,100万円台(44戸)、3,400万円台(44戸))。専有面積64~90平方メートル。

 マンションギャラリーへの総来場者数は約6,500組、問合件数は約6,000件、最高倍率は8倍となった。契約者は地元尼崎市周辺の居住者が約半数、その他は阪神間のJR沿線エリアを中心に広域に集客。同物件の評価理由として同社は、JR「尼崎」駅前再開発エリアという立地に加え、「尼崎D.C.グランスクエア」においては「関西最大規模の省エネ・省CO2次世代給湯システムの導入や災害への備えが充実している点」と分析している。

 なお第2期分譲は、専有面積が64~89平方メートル、2LDK+F~4LDK、予定販売価格帯は2,400万~4,400万円台、販売戸数は未定。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆