(株)東京カンテイは12日、2012年8月の三大都市圏(主要都市別)分譲マンション賃料月別推移を発表した。
同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は、2,467円(前月比▲0.1%)で、連続下落に歯止めが掛かった前月からわずかに下落した。
都県別では、東京都が2,889円(同0.0%)と横ばい、神奈川県が2,027円(同1.1%増)と反転上昇、埼玉県が1,600円(同0.2%増)と前月に続いて上昇。一方、千葉県は1,503円(同▲0.7%)と首都圏では唯一先月に続いて下落となった。
都市圏別では、東京23区が全域的に微騰した影響を受け2,998円(同0.1%増)と小幅の上昇で、連続下落に歯止めが掛かった。横浜市が2,163円(同1.4%増)や、さいたま市が1,762円(同0.7%増)で反転上昇したが、千葉市では1,473円(同▲0.5%)と、引き続き下落している。
また、近畿圏は1,680円(同▲0.2%)と4ヵ月連続で下落。中部圏は1,491円(同0.1%増)で、上昇と下落を繰り返してはいるが、11年下半期以降はおおむね大底圏で安定推移している。