不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/9/13

スマートハウスの詳細知るユーザーは2割。「理解を深めたい」は多数/インタープライズ・コンサルティング調査

 経営コンサルティング会社の(株)インタープライズ・コンサルティング(東京都中央区、代表取締役社長:木下義和氏)は12日、住宅スマートハウス研究会を発足、同研究会において「スマートハウスについての関心度調査」を実施したと発表した。調査対象は3年以内に住宅購入予定のユーザー1,000人、調査期間は8月10~16日。なお、スマートハウス研究会はスマートハウスに関心のある経営者等により組成された組織。

 同調査によるとスマートハウスの認知度は「おおむね知っている」から「名前を聞いたことがある」までを含めると約8割に達した。一方、「スマートハウスとはどのような住宅か、おおよそ説明できる」との回答は約2割にとどまった。なお、年代別では20歳代の認知度が最も高かった。

 スマートハウスの関心度では、7割強が「関心がある」と回答。その理由として「光熱費が下がりそうだから」(71.8%)、「エネルギーの問題が気になるから」(52.4%)など、エコロジー・エコノミーに関する理由が挙げられた。反対に関心のない理由では「お金がかかりそう、高そう」(47.8%)で大半を占める結果に。

 さらにスマートハウスについて「具体的に何を知りたいか」という項目では、導入コストや補助金といった「コスト」、太陽光発電の発電量や光熱費の削減といった「効果」のほか、「スマートハウスそのものの理解を深めたい」という回答が多数に上った。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。