三菱地所(株)はこのほど、米国子会社(ロックフェラーグループ・インターナショナル社および三菱地所ニューヨーク社)を通じて、サンフランシスコのビジネス中心地区South Financial District所在の、高層オフィスビル「50 Beale Street」を取得したと発表した。
敷地面積約5,269平方メートル、貸付可能面積約6万1,505平方メートル、基準階面積約2,694平方メートル。地上23階地下1階建て。世界的設計事務所Skidmore,Owings&Merrill社の設計により1968年に竣工した。至近では、交通拠点を核とする大規模複合開発が進められており、今後もさらなる発展が期待できるエリアに立地。なお、米グリーンビルディング協会の環境性能評価システム・既存物件部門LEED-EB(Leadershipin Energyand Environmental Designfor Existing Buildings)認証のを受けている。
同社は米国子会社を通じ、2011年のワシントンD.C.での2物件の取得に続き、本物件の取得により計12万平方メートル以上のオフィス床を取得している。今後も海外事業におけるポートフォリオの拡大を目指し、米国においても不動産事業を積極的に展開していく方針。