（株）一条工務店と（株）大京は18日、岐阜県岐阜市で進行中の「問屋町西部南街区第一種市街地再開発事業」において、同事業の核となる超高層マンション「ザ・ライオンズ一条タワー岐阜」（総戸数272戸：住戸270戸、集会室1戸、スカイラウンジ1戸）が竣工したと発表した。
再開発事業は、「岐阜スカイウイング37」と名付けられ、東棟・西棟・パーキング棟の3棟からなる。東棟は、鉄筋コンクリート造地上37階地下1階建て、1～4階が銀行、商業施設、オフィスで、5～37階が分譲マンション「ザ・ライオンズ一条タワー岐阜」となっている。一方、西棟は鉄筋コンクリート造11階建て、1～4階が店舗、事務所、5～11階がホテルで構成される。「岐阜スカイウイング37」全体の敷地面積は6,895.32平方メートル、延床面積は5万5,107.41平方メートル。JR東海道本線「岐阜」駅徒歩2分、名鉄名古屋本線「名鉄岐阜」駅徒歩8分の立地。
両社は「岐阜スカイウイング37」の事業推進協力を行なうとともに、参加組合員として「ザ・ライオンズ一条タワー岐阜」の保留床を取得し、共同で分譲してきたもの。
同マンションは、ペデストリアンデッキで結ばれ駅に直結。オール電化で、専有部分全面に床暖房を採用。地震の揺れを抑制する制震工法をはじめ、ライオンズオリジナルのセキュリティシステムを採用。共用部には眺望が楽しめるスカイラウンジや、ホテルライクなコンシェルジュカウンターも 設置。岐阜県防犯優良マンションにも認定されている。間取りは1LDK～4LDK、専有面積46.56～145.31平方メートル。
販売住戸254戸（地権者分16戸は除く）は全戸完売。購入層は、ファミリー層30％、DINKS層35％、シングル35％。年齢は40歳代が30％で最も多く、次いで60歳代以上が22％となった。
なお、入居開始は9月25日を予定している。
