


三井不動産レジデンシャル(株)は、開発中の分譲マンション「パークタワー西新宿エムズポート」(東京都新宿区)のモデルルームを9月21日にオープンする。それに先立ち19日に、報道関係者向けの説明会と見学会を開催した。
1,100年以上の歴史を持つ成子天神社との一体開発で、神社境内に約70年の定期借地権付タワーマンション(地上27階建地下2階建て、総戸数179戸)を建設するプロジェクト。同社の神社と一体開発の定期借地件付マンションとしては、パークコート神楽坂(赤城神社再生プロジェクト、東京都新宿区)に次ぐ第2号物件となる。
最新のエネルギーマネジメントシステムを導入し、マンションをスマート化。低コストの高圧電力を特定規模電気事業者から一括購入することで、電気料金の削減に寄与する。また電力ピーク予想情報に応じて、MEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)やHEMSを連動させ、共用部の照明や空調、各住戸のエアコン設定温度を自動的に制御。節電した電気量によって電気料金の支払いに使えるポイントが還元される仕組みを構築する。また、各居住者に電力使用状況を「見える化」して自発的な省エネアクションの促進も図る。これらのエネルギーを組み合わせたシステムの導入は分譲マンションでは初となる。
東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅から徒歩4分、JR山手線他「新宿」駅からも徒歩13分。敷地面積は1,324,06平方メートル、間取りは1LDK~3LDK、専有面積は38.51平方メートル~77.99平方メートル、予定販売価格は2,790万円~6,700万円、最多販売価格帯は3,000万円台、4,600万円台を予定。
すでにホームページからの資料請求が2,000件反響を得ており、資料請求者を対象に8月から実施している事前案内会にはすでに400組ほどが来場しているという。