旭化成ホームズ(株)は20日、同社の供給する戸建住宅「ヘーベルハウス」において、制震構造住宅の受注が6万棟を突破したと発表した。
同社の制震構造は、地震時に応力が集中する部分に「極低降伏点鋼」という通常の鋼材に比べ極めて靭性に富む素材を使用した「制震デバイス」を耐力パネルの全箇所に設置するというもの。「制震デバイス」に地震力を伝えることで、建物にもたらされるエネルギーを効率的に吸収、躯体の損傷を抑制する。
また、地震による外壁の脱落・損傷を抑制する「ロッキング工法」も取り入れることで、建物の倒壊を防止に加え、建物の修復性能を高めることが可能。
同社は、「これからも1組でも多くのお客さまに安心の住まいを提供することに努める」としている。