不動産ニュース / ハウジング

2012/10/3

企画住宅ブランド「SMART STYLE」シリーズをリニューアル/ミサワホーム

SMART STYLE 「B」 外観イメージ
SMART STYLE 「B」 外観イメージ
「増税対策として、ボリュームゾーン向けて5年ぶりに全面リニューアルを行なった」などと話すミサワホーム(株)代表取締役社長の竹中宣雄氏
「増税対策として、ボリュームゾーン向けて5年ぶりに全面リニューアルを行なった」などと話すミサワホーム(株)代表取締役社長の竹中宣雄氏

 ミサワホーム(株)は、企画住宅ブランド「SMART STYLE」シリーズの全面リニューアルを実施。5日から全国で販売を開始する。

 同商品は、2007年に販売をスタートし、累計1万棟以上を受注した主力ブランドの一つ。今回のリニューアルでは、コンセプトを「GROWING SMART」とし、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせ、“スマートに成長する住まい”を目指す。

 子供の成長過程に合わせて学びの空間も変化する「ホームコモンズ設計」や「ダブルマルチルーム」を採用、子育てに配慮したほか、汚れた部分のみを交換可能なタイルカーペットや、両手に荷物を持っていても開けやすいプッシュプルハンドルなど、子育て期や高齢期等それぞれのライフステージに合わせたカスタマイズも可能とした。

 また、EV・PHV用充電コンセントを標準装備するなど、将来のスマート化にも対応している。ベーシック仕様とカスタム仕様に加え、太陽光発電システムや蓄電池、HEMSなどを搭載したスマートハウス仕様「M-SMART MODEL」も用意した。
 「微気候デザイン設計」や大収納空間「KURA」「小屋KURA」、リビング天井高2.55~2.7mなどを標準採用。コンセプトやメインターゲットに合わせ、ラインアップも5商品・54プランに再構成した。本体参考価格は、延床面積118.41平方メートル(タイプB、プラン36-2W-1)で1,877万4,000円(税込み、カスタム仕様)。

 2日に行なわれた新商品発表会で同社代表取締役社長の竹中宣雄氏は、「消費税増税に向けた駆け込み需要に備えるため、ボリュームゾーン向けに全面リニューアルした」などと述べた。今後は、「創立45周年オールミサワ感謝フェア」と連動させた販売を展開。シリーズ全体で年間 3,000棟の販売を目指す。

 なお同氏は下期の方針についても触れ、「今年は、新中期経営計画(11~13年)の折り返し地点であり、創立45周年目を迎える年。ジャンプアップするための礎を築くために、ビジネスモデルを変えていかなくてはいけない。消費税増税後の差別化のため、今後もソリューション部品・技術開発を推進して、商品づくりに取り組んでいきたい」(同氏)などと抱負を述べた。

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