三菱地所(株)は3日、大手町・丸の内・有楽町地区の環境戦略拠点「エコッツェリア」内の「次世代低炭素型技術実証オフィス」における「LED知的照明システムと輻射空調システムの複合技術開発」で、内閣府による「第10回 産学官連携功労者表彰」の環境大臣賞を受賞したと発表した。
「LED知的照明システム」と「輻射空調システム」を世界で初めてオフィスに複合導入し、2年度にわたり実用普及化に向けた実証実験を同社大学・千葉大学と共同で実施したもの。結果、32%以上の大幅な低炭素化および消費電力削減を実現し、今回の賞でも高い評価を受けた。
なお、今回の技術開発の成果を、同社開発中の新築ビル「(仮称)茅場町計画」において、実用製品化の段階に高めており、今後も大規模ビルの導入展開を検討している。
各システムの詳細は同社発表のPDFを参照。