（公財）東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける9月の首都圏市場動向を発表した。
同月の中古マンション成約件数は2,775件（前年同月比10.4％増）となり、前年比プラスを回復。伸び率も2ケタとなった。
都県別では、東京都が1,286件（同11.2％増）、埼玉県が355件（同8.2％増）、千葉県が363件（同8.7％増）、神奈川県が771件（同10.9％増）と、1都3県そろってプラス。東京都と神奈川県が、2ケタ増となった。
成約単価は、1平方メートル当たり37万6,700円（同▲2.8％）。平均価格は2,492万円（同▲0.9％）といずれもマイナス。新規登録件数は1万4,999件（同▲2.5％）と2ヵ月連続マイナスだったが、1万4,000件台を回復した。在庫件数は、4万5,148件（同6.0％増）と1ケタの伸びにとどまったが、8ヵ月連続4万5,000件台を維持している。
一方、中古戸建住宅の成約件数は1,015件（同11.4％）と2ケタ増。成約平均価格は2,836万円（同▲5.6％）と2ヵ月連続下落している。
