不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2012/10/15

東京・晴海と仙台のオフィスビルを取得/JRE

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は12日、「晴海フロント」(東京都中央区)と「東二番丁スクエア」(仙台市青葉区)を取得したと発表した。
 
 「晴海フロント」は鉄骨造陸屋根地下1階付17階建ての事務所および店舗。
 晴海地区最大の基準階床面積693坪を有する2012年竣工の大規模ビルであり、太陽光追尾型電動ブラインドや共用部LED照明等、最新の環境性能に加え、防災面においても制震構造や非常用発電機等を備える等、規模・スペックともに希少性が高く、長期にわたってオフィスビルとしての競争力を期待できることから取得に至ったもの。
 取得価格は313億円、売り主は晴海二丁目開発特定目的会社。

 「東二番丁スクエア」は、鉄骨・鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付14階建ての事務所および店舗。
 同物件が位置する「青葉通り・広瀬通り」エリアが仙台市中心部の代表的なオフィスビルの集積地であることから、広範なテナントニーズが期待できること、10年竣工の制震装置を備えた大規模ビルであり、仙台地区最大級となる基準階面積468坪を有していること等から取得に至った。
 取得価格は99億5,000万円、売り主ははやて特別目的会社。
  
 取得予定日は両物件とも13年1月7日。
 
 合わせて、同日、新投資口発行および投資口の売出しを発表。

 投資口発行は公募によるもので、投資口数は4万1,000口。発行金額と払込金額は未定。
 ブックビルディングは12年10月18日~25日までとし、申込期間は10月23日~24日。
 募集方法は、一般募集とし、SMBC日興証券(株)、みずほ証券(株)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)、野村證券(株)、大和証券(株)に全投資口を買取引受させる。

 また、SMBC日興証券(株)によるオーバーアロットメントによる売出しも実施。売出投資口数は4,100口。売出価格および申込期間は一般募集と同一とする。
 

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