不動産ニュース / ハウジング

2012/10/16

首都圏でスマートハイムシティ・プロジェクトをスタート/東京セキスイハイム

「スマートハイムシティ」のまち並み
「スマートハイムシティ」のまち並み
「東京都では、立川市での供給を予定している」等と話す渡辺社長
「東京都では、立川市での供給を予定している」等と話す渡辺社長

 東京セキスイハイム(株)は、スマートハウス仕様住宅「進・スマートハウス」による分譲住宅ブランド「スマートハイムシティ」シリーズの首都圏(13ヵ所、86区画)での展開をスタート。16日、プロジェクトの概要を説明した。
 
 同社では2012年4月より太陽光発電システム(以下、PV)と独自のホームエネルギーマネジメントシステム(以下、HEMS)「スマートハイム・ナビ」、系統連係タイプの定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イーポケット)」の3点を標準搭載した「進・スマートハイム」を発売。
 9月には、同商品の分譲住宅ブランド「スマートハイムシティ・プロジェクト」をスタートし、同社がマスタープランを作成した上で、ユーザーのニーズと各地域の気候に合った住まいづくりをトータルプランニングする独自の「まちづくりデザインガイドライン」を作成。また、分譲地ごとに創エネ、畜エネ、省エネの状況を「見える化」し、まち全体のエネルギーを有効活用できる仕組みを導入してきた。

 今回の首都圏での展開は、同商品の供給を積極化させることで「スマートグリッド」社会構築に貢献することが狙い。
 すでに神奈川県(スマートハイムシティ南林間など3分譲地)、千葉県(同印西牧の原など2分譲地)、埼玉県(同春日部)、山梨県(同甲府市国玉町など7分譲地)で分譲しており、10月20~21日に見学会を開催し、認知度の向上を図る。

 同日開催された記者会見において、同社代表取締役社長の渡辺博行氏は「スマートハウスの設備は高額だが、棟数を増やすことで価格を下げることができる。当社はPVやHEMS等、高性能なものを採用しており、これらの普及によって社会的ニーズに貢献していきたい」とし、今後1都4県において年間200区画ほどを分譲していく考えを明らかにした。

 価格帯は3,000万~5,000万円。12年度上期には分譲地300区画を確保しており、早期に200区画の販売体制を構築する考え。

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