東京建物（株）は17日、高齢者向け賃貸住宅事業の第2弾として開発している「（仮称）グレイプスふじみ野」（埼玉県ふじみ野市、総戸数86戸）がサービス付き高齢者向け住宅の登録を完了したと発表した。
同物件は、東武東上線「ふじみ野」駅徒歩14分に位置。地上5階建ての建物は、同社の分譲マンション「Brillia」等の住宅開発で培ったクオリティの高い設備や仕様を導入していく。住戸専有面積は18～50平方メートル、単身向けの1Rから2人向けの2LDKまでを用意。
安否確認や生活相談サービスに加え、短時間ケアを含んだ基本サービスや、併設予定の訪問介護事業所より提供する24時間随時対応型ホームヘルプサービス、提携医療機関からの医療・看護サービス等を提供。また、介護福祉士やケアマネージャー等の資格者による24時間365日の有人管理体制を整える。入居一時金不要の賃貸方式を採用しており、事業自体も終身建物賃貸借事業として申請している。
2012年11～12月に着工、13年10～11月の竣工を予定している。
なお同社は、高齢者向け賃貸住宅事業を重点分野と位置付け、14年までに20棟の開発・運営を予定しており、今後も1都3県を中心に順次計画していく考え。
