不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/10/22

12年度上期の首都圏分譲戸建、契約戸数・率とも低迷/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は19日、2012年度第2四半期の戸建分譲分析結果を発表した。インターネットポータルサイト上で販売広告された全物件を収集・分析したもの。戸建分譲とは、新設住宅着工統計の「分譲の戸建」を指す。

 同期の、新設住宅着工における全国の新規販売戸数は3万617戸(前年同期比▲8.1%)、同期間中の契約戸数は2万6,309戸(同▲10.8%)、契約率は16.4%(同▲34.9%)と2割を大きく割り込んだ。完成在庫が増え販売を優先したため、新規販売が減少。景気マインドの悪化もあり契約戸数も減った。

 同期の戸建分譲販売価格は、平均3,315万円(同1.0%増)、契約価格は3,217万円(同4.0%増)。東北復興に係る職人不足による施工費増加と、地盤・改良対策によるもの。

 また、12年度上期(4~9月)の分譲戸建新規販売戸数は5万8,052戸(同0.6%増)、契約戸数は5万3,214戸(同▲5.1%)、契約率は16.8%(同▲30.1%)となった。販売平均価格は3,304万円(同2.7%増)、契約平均価格は3,183万円(同3.0%増)。大都市圏の契約戸数は増えているものの地方圏が低迷。施工費の上昇で平均価格も上がった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。