ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は23日、2012年第3四半期の「グローバル・キャピタル・フロー」を発表した。
世界の不動産投資総額は1,000億ドル(前年同期比▲7%)と、前期と同レベルの水準を維持し、底堅く推移した。
また、商業用不動産への直接投資額は1,000億ドル(同▲7%)と、経済情勢への不安心理にも関わらず同水準を維持した。
アジア太平洋地域の投資総額は220億ドル(同▲5%)。引き続きREITと非上場ファンドが最大の買い手となっている一方、ディベロッパーは大きく売り越した状態が継続している。このうち、東京への投資総額は28億ドルと、世界5位という結果となった。
なお、12年通年の取引総額は4,000億ドルに達すると見込んでいる。