(株)タカラレーベンは29日、2013年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~9月30日)は、連結売上高345億6,000万円(前年同期比112.8%増)、営業利益30億8,800万円(同131.2%)、経常利益28億2,700万円(同210.4%増)、当期純利益20億5,400万円(同188.2%増)。
不動産販売事業では、新築分譲マンション事業、戸建分譲事業、リニューアル事業等により、売上高317億8,800万円(前年同期比130.6%増)となった。通期引渡予定戸数1,630戸に対し、1,543戸が契約済みで、進捗率94.7%と好調な進捗がその要因。
不動産賃貸事業は、賃貸マンション、その他事務所および店舗等の賃貸収入により、売上高は7億700万円(同0.0%)。不動産管理事業は、管理戸数3万1,140戸からの管理収入により、売上高12億6,400万円(同13.7%増)となった。
通期は、前回発表時と変更なく、売上高639億5,000万円、営業利益70億円、経常利益61億円、当期純利益38億円を見込んでいる。
また同日、不動産の販売・仲介・管理等を行なっている(株)宝ハウジング(東京都豊島区、代表者:伊藤正幸氏)の発行済株式を取得し、31日付で連結子会社化することを発表。
タカラレーベングループで所有する賃貸物件の管理を外部委託からグループ内の直接管理にすることで、コスト削減等を図るもの。
取得株式数は4,000株、取得価額は1,000万円。社名は11月1日付で(株)タカラプロパティに変更する予定。
なお、今回の株式取得による業績への影響は軽微としている。