不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/11/1

営業利益前年同期比27%増の40億9,700万円/東急コミュニティー13年3月期第2四半期決算

 (株)東急コミュニティーは10月30日、2013年3月期第2四半期決算を発表した。当期(12年4月1日~9月30日)の連結売上高は593億3,900万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は40億9,700万円(同27.0%増)、経常利益は41億7,900万円(同26.1%増)、当期純利益は25億500万円(同33.8%増)となった。

 厳しい価格競争が続く中、コンプライアンスの強化・業務品質向上のための社内チェック機能強化に注力、サービスの最前線に立つ従業員のサポート体制の強化などを推進、顧客満足度の向上に取り組む体制構築に努めた。

 主力の管理業では、マンション管理において、専有部サービスのリニューアルや地震対策マニュアルや防災訓練ガイドを活用した防災訓練の提案など、商品・サービスの高付加価値化を推進。ビル管理においては、業務品質の向上・価格競争力の強化、顧客ニーズに合わせた管理商品の提案などに取り組み、既存契約の継続に注力するとともに、大型プロジェクト等の新規物件受注にも積極的に取り組んだ。結果、売上高は379億6,800万円(同2.4%増)、営業利益は32億3,000万円(同2.9%増)となった。

 賃貸業では、全体的には賃料の下落傾向が継続、厳しい事業環境で推移したものの、既存テナントの満足度を高める運営の強化、物件特性およびマーケット環境を捉えた戦略的な営業活動を展開し、稼働率の向上・維持に取り組み、貸会議室等のフォーラム事業においても事業拡大に取り組んだ結果、売上高は92億7,100万円(同4.7%増)、営業利益は11億9,200万円(同25.2%増)となった。
 工事業、その他事業でも営業利益が大幅増となった。

 通期では、売上高1,221億円、営業利益86億円、経常利益86億円、当期純利益49億9,000万円を見込む。

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