エス・バイ・エル(株)は11月1日、工務店市場向け分譲(ミニ分譲)の第1弾として、名古屋市守山区はじめ計4地区の分譲販売を、3日(土)より開始すると発表した。
同社では、2012年度から3ヵ年計画で分譲事業の拡大を目指しており、(1)本社分譲部主導型分譲(主に大規模)、(2)支店主導型分譲(主に中規模)、(3)工務店市場向け分譲(主に小規模、ミニ分譲)を展開している。今回は(3)に対するプロジェクト第1弾に当たり、各地域の工務店やパワービルダー等により約8割を占められているこの市場へ、本格参入するもの。
名古屋市守山区、大阪府寝屋川市、神戸市西区、奈良県奈良市の4地区にて、ミニ分譲の販売を開始する。敷地や建物を小規模に設定し、一次取得層を主なターゲットに設定。品確法最高等級の約2倍の揺れにも耐えられる、同社独自で開発した「S×L構法」を用い、構造や耐震・耐火の性能が国の基準に適合した「型式適合認定」を受けた商品で展開する。また、各地域の不動産会社と連携し、販売は委託する手法で、人件費や広告宣伝費等の徹底的な営業コスト削減を図り、リーズナブルな価格を実現した。
第1弾販売における建物面積は93.15~96.88平方メートル、販売価格は2,360万~3,495万円。
今後は首都圏、名古屋圏、近畿圏の3エリアで展開していく方針。