住友不動産販売(株)は2日、2013年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~9月30日)の連結経営成績は、営業収益263億5,300万円(前年同期比▲0.2%)、営業利益47億5,400万円(同▲8.9%)、経常利益47億6,800万円(同▲8.4%)、当期純利益28億8,800万円(同▲4.9%)。
主力の仲介事業では、取扱件数が1万6,682件(同7.4%増)と、第2四半期としては過去最高を更新。しかしながら、大型案件が減少し平均取扱価格が大きく下落したため、取扱高は4,250億1,000万円(同▲1.5%)に。結果、営業収益は224億7,700万円(同2.1%増)と増収を確保したが、営業利益は56億7,000万円(同▲6.6%)にとどまった。
受託販売事業については、関西圏の大型物件引き渡しが前期に比べ大きく減少。取扱件数は1,105件(同▲15.5%)となったが、取扱単価の高い首都圏における竣工・引渡物件の増加により、取扱高は495億500万円(同▲2.2%)、営業収益は14億4,800万円(同▲2.0%)と微減にとどまった。販売効率の向上により、営業利益は3億1,400万円(同98.8%増)を計上。
なお通期では、連結営業収益600億円、営業利益130億円、経常利益130億円、当期純利益79億円を見込む。