エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は5日、2013年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(12年4月1日~9月30日)の連結業績は、営業収益789億7,400万円(前年同期比23.7%増)、営業利益179億9,000万円(同36%増)、経常利益152億6,700万円(同47.1%増)、当期純利益95億2,900万円(同71.4%増)。
不動産賃貸事業では、既存物件の賃料収入の減少などの影響があったものの、新規物件の賃料収入や英国ロンドン市のオフィスビルの売却収入および違約金収入などにより、営業収益498億4,800万円(同9%増)、営業利益179億2,400万円(同22.6%増)を計上した。なお、12年9月末時点における同社グループのオフィスビルの平均空室率は、東京都心5区では2.7%(12年6月末比0.2ポイント増)、全国ベースでは5.3%(同▲0.3ポイント)。
分譲事業では、過年度竣工物件を含めて330戸のマンションの引き渡しを実施。宅地・戸建分譲などでも「ウェリスパーク南長崎」(長崎県長崎市)などを実施し、営業収益220億4,300万円(同97.4%増)、営業利益21億9,300万円(同193.2%増)となった。
通期では、営業収益1,550億円、営業利益260億円、経常利益198億円、当期純利益104億円を見込んでいる。