国土交通省は9日、12年9月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の受注高は5兆340億円(前年同月比17.1%増)と、7ヵ月連続の増加。元請受注高は3兆6,901億円(同17.9%増)、下請受注高は1兆3,439億円(同14.9%増)と、それぞれ7ヵ月連続で増加した。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆1,119億円(同▲0.2%)と、10ヵ月ぶりの減少。民間等からの受注高は2兆5,782億円(同27.9%増)と、6ヵ月連続で増加した。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は1兆562億円(同▲5.2%)と、10ヵ月ぶりの減少。このうち、国の機関からは3,534億円(同27.3%増)と12ヵ月連続の増加。地方の機関からは7,028億円(同▲16.0%)と、6ヵ月ぶりの減少となった。