(株)コスモスイニシアは12日、2013年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~9月30日)は、連結売上高385億7,900万円(前年同期比11.6%増)、営業利益2億9,800万円(前年同期:営業損失13億6,400万円)、経常利益3,900万円(同:経常損失16億2,800万円)、純利益1,600万円(同:純損失16億7,400万円)。
主力の不動産販売事業は、新築マンションの引渡戸数が704戸(前年同期比430戸増)と倍増し、売上高244億9,000万円(同178.0%増)を計上。戸建住宅は、引渡区間数が28区画(同▲14区画)で、売上高16億2,500万円(同▲13.3%)にとどまったが、事業全体では、売上高266億8,300万円(同17.4%増)、営業利益10億2,100万円(同:営業損失2億5,000万円)を計上した。
不動産賃貸事業では、首都圏でのサブリース事業を中心に展開。マンションの受託戸数が7,163戸(同220戸増)、新規稼働物件の収益寄与や収益性の低いオフィスビルの解約などにより、売上高66億7,900万円(同0.2%増)、営業利益8,100万円(同123,7%増)を計上した。
なお、新築マンション、戸建住宅の販売計画の見直しによる引渡戸数の減少が見込まれることから、13年3月期の通期業績予想を修正。連結売上高884億円、営業利益30億円、経常利益25億円、純利益25億円とした。