不動産ニュース / 開発・分譲

2012/11/14

東京・三鷹で「パッシブデザイン」採用の都市型戸建を発売/三井不動産レジデンシャル

ファインコート三鷹ブライトアークまち並み。各住戸のデザインは中世ヨーロッパのマナーハウスと横浜山手の洋館をコンセプトにした。道路幅は5~6mと広くとられており、ゆとりのある空間を演出している
ファインコート三鷹ブライトアークまち並み。各住戸のデザインは中世ヨーロッパのマナーハウスと横浜山手の洋館をコンセプトにした。道路幅は5~6mと広くとられており、ゆとりのある空間を演出している
モデルハウス11号棟のリビングダイニングキッチン(約16.6畳)。各住戸ともに小屋裏収納や階段下収納など豊富な収納を配置する
モデルハウス11号棟のリビングダイニングキッチン(約16.6畳)。各住戸ともに小屋裏収納や階段下収納など豊富な収納を配置する

 三井不動産レジデンシャル(株)は13日、11月から販売する都市型戸建住宅「ファインコート三鷹ブライトアーク」(東京都三鷹市、総戸数20戸)を報道陣に公開した。

 同物件は、JR中央線「武蔵境」駅徒歩17分に位置。2×4工法の木造2階建て、敷地面積110~116平方メートル、延床面積88~92平方メートル。

 特別な機器を使わずに、熱や空気の流れを制御し、快適な室内環境を作り出す「パッシブデザイン」を随所に採用。各居室には2方向以上の開口部を可能な限り設置。90度外側に開くことで横から吹いてくる風も室内に取り込むウィンドウキャッチ窓の採用など、自然の風や光を効率よく取り込む工夫を盛り込んだ。街区全体も、オープンスペースを各住戸で適度に配置し、隣棟間隔を確保して、まち全体に風の流れができるように設計した。

 間取りは3LDK~4LDK。販売価格は5,000万円台中盤~7,000万円台中盤の予定(最多価格帯は6,000万円台)。10月27日のモデルハウスオープン以来、30~40代の3~4人家族を中心に約80組が来訪。販売開始は2012年11月下旬、入居は13年2月上旬を予定。

 同日説明にあたった同社地域開発事業部 開発室主管の弥富健一氏は「東日本大震災以降高まっている、エネルギー消費を抑え、自然の力を活用して生活したいというニーズに対応するためにパッシブデザインを随所に採用した」などと述べた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。