(株)不動産経済研究所は15日、10月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の首都圏マンション発売戸数は2,887戸(前年同月比▲14.2%)と2ケタの減少。月間契約率は72.7%(同2.1ポイント増)と70%台を回復した。
1戸当たり平均価格は4,218万円(同▲4.0%)、1平方メートル当たり単価は60万9,000円(同▲3.2%)と、ともに減少した。
即日完売物件は、「プラウド東雲キャナルコート5期2次」(東京都江東区、20戸、平均価格5,650万円、平均1倍、最高1倍)など、8物件287戸。20階以上の超高層物件は22物件408戸、契約率は71.8%。10月末時点の販売在庫数は、前月末比24戸減の4,519戸だった。
なお、11月の発売戸数は5,000戸程度の見込み。