日本賃貸住宅投資法人(JRH)は16日、2012年9月期決算を発表した。
当期(12年4月1日~9月30日)は、営業収益57億9,200万円(前期比0.5%増)、営業利益22億5,500万円(同23.0%増)、経常利益14億5,400万円(同44.5%増)、当期純利益14億5,400万円(同44.6%増)。1口当たり分配金は1,325円(同62円増)であった。
当期は、「スペーシア新宿」(東京都新宿区)と「アルファタワー札幌南4条」(札幌市中央区)を取得。取得価額の合計は37億1,000万円。来期以降の収益に寄与する予定。また、「イマージュ霧が丘」(北九州市小倉北区)を3億6,000万円で売却。売却に伴い損失・費用が3億500万円発生したが、分配金への影響はないとしている。
その他、オペレーションの強化にも注力、期中平均稼働率96.5%となった。
次期は、営業収益58億7,200万円、営業利益25億9,600万円、経常利益17億9,700万円、当期純利益17億9,600円、1口当たり分配金1,350円を見込んでいる。