(株)リクルート住まいカンパニーは20日、2012年「リフォーム実施者調査」の結果を発表した。
同調査は、リフォーム実施者のリフォーム選択における意識や行動の把握を目的に実施したもの。調査対象は、1年以内~3年以内に300万円以上のリフォームを実施した20歳以上の男女。9月下旬にインターネットリサーチの方法で調査した。有効回答数は1,302。
調査によれば、リフォーム実施者のうち「二世帯リフォーム」の実施者は23.3%。その実施理由として「親の老後のことを考えたから」(37.7%)がトップとなり、以下、「家が老朽化したから」(33.1%)、「家族が一緒に生活した方が安心だから」(27.3%)と続いた。「二世帯リフォーム」にして良かったことは、親世帯・子世帯ともに「いざというときに身寄りがいる安心感がある」(親世帯39.6%、子世帯40.9%)がトップという結果となった。
また、「エコリフォーム」(省エネリフォームや自然素材リフォームを指す)の実施者は19.7%で、うち89.8%が満足していると回答。検討のきっかけは「節電、震災といった環境変化に伴い、エネルギーを自宅でまかなうこと等に意識的になっていたから」(51.4%)が最多となった。「エコリフォーム」で興味関心があったものについては「断熱材や二重サッシの導入など断熱性・気密性の向上」(37.2%)がトップに。さらに追加費用の許容金額は「50万円超~100万円」(31.8%)が最も多く、続いて「10万円超~50万円」(23.9%)となった。