ミサワホーム近畿(株)は、分譲地「オナーズヒル白庭みなみ丘」(奈良県生駒市)の販売を、23日より開始する。
「オナーズヒル白庭みなみ丘」は、奈良県生駒市が取り組むスマートコミュニティ推進モデル事業として展開しているもの。近鉄けいはんな線「白庭」駅徒歩約12分、開発面積1万7,053.39平方メートル。建築予定戸数は50戸(区画規模190.47~264.56平方メートル)。
事前に実施した周辺地域の気候風土や生態系の調査結果を踏まえ、開発地全体に微気候デザイン設計を採用。また、同社オリジナルHEMSサービス「enecoco(エネココ)」を活用し、地域全体のエネルギー利用量や各住戸の利用量を見える化するほか、(一財)日本気象協会が持つ気象予報データに応じて窓開けやカーテン開閉などのアドバイスを行ない、環境に配慮した行動を喚起する。
将来的には「enecoco」を経由して取得した地域内のエネルギー利用データを活用し、地域内エネルギーを最適利用する仕組みづくりを検討していく。
住戸レベルでは、気密性・断熱性などの基本性能を確保しつつ、排熱・通風用の開口などの配置を考慮し省エネにつなげるほか、太陽光発電システムや燃料電池、HEMSなどの環境設備を標準採用。さらに、各戸の緑化率を40%以上確保し、全棟で「環境共生住宅」認定を取得する予定。自動車との連携では、将来のEV普及を考慮し、EV充電コンセントの設置と、V2Hに対応するための先行配管を全戸で実施する。
詳細概要については、ホームページ(http://www.misawa-kinki.jp/nara/shiraniwa_minamioka)参照。