東急リバブル(株)はこのほど、ソフトバンクテレコム(株)が提供するクラウド型オンラインストレージサービス「PrimeDrive」およびコンテンツ作成プラットフォーム「ホワイトクラウド ビジュアモール スマートカタログ」を導入し、「iPad」「iPhone」を利用した顧客サービスを開始した。
「PrimeDrive」および「ホワイトクラウド ビジュアモール スマートカタログ」は、ソフトバンクテレコムが提供するサーバー上の専用領域にデータをアップロードすることで、インターネットの接続環境があれば外出先からもデータの共有ができるサービス。パソコンだけでなく「iPad」や「iPhone」等のスマートデバイスからもアクセスが可能。
同機能の導入により、ホームページにおける物件情報のタイムリーな更新のほか、現地販売会や物件案内時における「iPad」を使用した各種資料の説明が実現できるという。
同社では、不動産仲介業務における顧客サービス向上への取り組みの一環として、ソフトバンクテレコムの協力のもと、「iPad」を2010年10月より一部の店舗にて試行導入。さらに12年9月には「iPhone」を流通事業本部の売買仲介営業職全員に配布し、インターネット機能を利用した営業補助ツールとしての有効性について検証してきた。
導入当初はセキュリティの観点から使用可能な機能を制限してきたが、両者の機能強化を実現できたことから、正式サービスを開始したもの。
なお、「iPad」は、渋谷、学芸大学、自由が丘、たまプラーザ、西葛西の各センターにおいて、売買仲介営業職全員に配布しており、今後順次導入店舗を拡大していく予定。