国土交通省は21日、森ビル(株)および平塚ホールディング特定目的会社が申請した「(仮称)21・25森ビル建替計画」(東京都港区六本木)を、都市再生特別措置法に基づく民間都市整備事業計画として認定した。
同事業は、六本木21森ビルと六本木25森ビルを1棟の建物として一体的に建て替え、国際金融ビジネスに対応できる高品質のオフィスビルとして整備するもの。国際金融拠点や国際性豊かなゾーンの形成を促進すると共に、地域の利便性向上に寄与するため、歩行者デッキや広場、緑地の整備を進める。
また、都心部の地下鉄駅に接続する駅前ゾーンとしてふさわしい機能を備えると共に、すでに整備済みのアークヒルズや泉ガーデン、周辺の緑とも連続性を確保した一体的な都市空間を形成する。
建物は鉄骨造+コンクリート充填鋼管構造地上20階地下4階建て。事業区域面積は1万550.46平方メートル、建築面積は3,306平方メートル、延床面積5万5,267平方メートル。
竣工は13年6月30日の予定。